み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

羽山海己 クリア

この青空に約束を―
http://www.web-giga.com/aozora/aozora.htm ]

――わたしは…航と『ふたり』では、いられない。

ほわわーんとしてたり、すぐ泣き出したり、おどおどしてたりする割に、平気で青虫やゴキブリと戦える強い子だったりと、 行動が読めない奥が深い子(笑)
航のクラスメイトであり、幼馴染み。
…だからと言って、ほのぼの平凡幼馴染みエンドには程遠い2人の絶対的な距離。

航の父親と、海己の母親が駆け落ちした、という埋めることの出来ない深い溝。
ここで南栄生島という閉鎖的空間がネックに。
二人が一緒になれば、また過ちが繰り返された…と島の住民には思われてしまう。
もう絶対に繰り返してはならない、星野家と羽山家とのつながり。
しかも、その事件をきっかけに海己は孤独を極端に怖がる性格に。

正直言って、航と海己がこんなに重い荷物背負ってる子達だとは思いませんでした…。
海己もあの症状が出るまでは、普通に明るい子でしたからね…。

――帰るべき場所が残っていれば、わたしは頑張れる。だから、絶対になくしたくない。

だけど、二人はその障壁を突き破って手を繋いだ。自分たちに正直になることに決めた。
その後の海己は、明らかに強く、引き締まったいい顔になりましたね。
そんな弱い子の成長に、私は大層弱いもので…
ええもう学園祭の堂々たる演説にはもう涙ボトボトでしたよ!!?
航にスポットライト当てられた瞬間は思わず噴き出したけど(茜ちん、ナイス!!)
そして、ついに、航もつぐみ寮も守りきった。帰る場所を、見つけた。
タオル握りしめながら、海己ぃ~、頑張ったね…よかったねぇ…って何度も思いました。

シナリオでは海己がピカイチです。思いっきり泣きたいなら海己ルート!!
欲を言えば、本当の花嫁姿も見たかったな~なんて。