み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

M3-2007春 同人音楽レビュー その1

さて、エンコ作業をバックグラウンドで行いつつ、さくさく消化して参りましょうかね!


『 東方春風桜蕾 』 by ししまいブラザーズ
ツインピアノと胡弓や和楽器の融合というなかなか珍しい東方アレンジ。
ピアノが歯切れの良さを演出し、他の楽器はそれをやんわり包み込むように、伸びやかに音を奏でています。そのため、 奥行きのある曲が多いです。音色がやさしい楽器が多いので、ずっと聴いていても疲れません。「黒と白~Ebony & Ivory~(原曲:二色蓮花蝶)」の三味線ジャンジャカジャンジャカが凄く格好いい!!

 
『 神様を殺す102の方式 オリジナルサウンドトラック 』 by 森長セイカ/Pianos DauGe
和風伝奇ゲーのサントラなので、モロ私好みでした。ゲーム未プレイのはずなのに、胸に迫る曲が幾つも…!!「罪の渦」や「時送り」あたりは、 一度聴いただけで涙が止まらなくなる始末。温かい曲と切ない曲の連鎖は商業レベルにも匹敵するクオリティの高さです。 28曲(内ボーカル曲3曲)収録で1000円は安すぎ!!
これは作業時BGMとして、しばらくお世話になりそうな予感がします♪

 
『 POLYCHROMA re-distribution- 』 by CRAFTWORX
前作 「POLYCHROMA」について
今回は7曲目の「幻蒼」が「exanoia lunacion」に変更になりましたので、その感想を。
サビの音階が上っては下り上っては下りを繰り返しているので、とてもせわしなく心がざわざわする曲です。「見えぬ出口を探して 迷う回廊一人歩き続ける」という歌詞がありますが、まさにその詩の如く。イメージイラストの影響もあって、 孤独と冷たさが鋭く突き刺さってきます。