み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

6/8 小田原旅行記

 
今日は会社がお休みでしたので、有意義に過ごすべくぶらり日帰り一人旅に出かけました。
今回は後北条氏特集。

東海道線】横浜~小田原
【箱根登山線】小田原~箱根湯本

さすがに小田原まで来ると自然が一杯で嬉しくなりました。
山が見えたときは、何とも云えぬ充足感が…。
空気が美味しいってこんな感じなのか!と強く実感しましたよ。
箱根湯本に行く途中、線路沿いに咲いていた紫陽花も綺麗だったー。
しかし平日でもやはり箱根は人が多かった…。

■早雲寺(箱根湯本)
早雲寺へは早雲公園を通ると近くて便利!とガイドブックに書いてあったので、その通りに行ったら公園じゃなくて酷い山道でした。騙された…。
山城に登らなくなって久しいから、登り切る頃には軽く貧血起こしてました(笑)
早雲寺はこじんまりとしたお寺でした。
開基は北条氏綱(早雲の長子)。大永元年(1521)創建。

本堂の中は残念ながら拝観謝絶なのです(涙)
北條五代の墓
左から氏直・氏政・氏康・氏綱・早雲。
お墓にトラネコがいた。北条家っぽい!!(虎朱印のイメージ)
飯尾宗祇の墓
連歌で有名なこの方も、箱根湯本が終焉の地だったんですね。
遊撃隊戦死士墓
これは完全に想定外の発見でした。
ああそういえばありました箱根山崎の戦い…っ!!(=イバハチが隻腕になった戦い)
人見さんの名前見つけて飛び跳ねそうになったさ。この墓を作るに至った経緯が説明されている碑には、 他にもこの地で命を落とした九人の名前が書いてありました。
調べればこの周辺に他にも何かあるのだろうか…??
梵鐘
豊臣秀吉が小田原攻めの際、石垣山一夜城で使用したもの。
石垣山一夜城も行きたかったけど、交通が不便そう(徒歩50分…)だったので、諦めました。

小田原駅西口
 北條早雲像
交通量が多くて、なかなか近づけない雰囲気だったので遠くからこっそり眺めてました。
凄く大きくて躍動感溢れてます。

小田原城
 銅門
一応正しいルートから入ったつもりですが、 まだまだ復元途中らしく大変攻めやすそうな構造になっていました(笑)
そして、現在菖蒲まつり真っ盛りの小田原城



花はいいね。ついでに紫陽花もこれまた見事。
R0011220[1] 
城壁に沿ってぶわああっと紫陽花畑が広がっています。壮観でした☆

常磐木門
最後の大門をくぐっていよいよ天守閣!!と思って、周りを見てみるとそこにはなんと…


ウメ子(インドゾウ)
象出たー!!(心の中で爆笑)
城郭と象が一つの空間を共有しているという事実が非常に可笑しい。
本丸で象に出会ったのは、今までの登城経験の中で初めてです!!興奮!!(笑)
他にもサルやクジャクもいました。プチ動物園。しばらく眺めてすっかり和んでしまったよ。
小田原城の主として頑張ってください。

天守
ウメ子さん登場で面食らいましたが、ちゃんと天守閣も一巡してきました。
展示してあるものは江戸以降の遺物が多かったです。
風魔の影響(?)なのか、手裏剣とか鎖鎌もありました。

小田原城は海が近いので、外に出てみると突然の暴風でよろめいた。 

ちょっとフェンスが邪魔だったけど、眺望は素晴らしい。
後ろを向けば山、前を向けば海の大パノラマ。

氏政・氏照の墓が見つからなくて、行きそびれた…(がくり)。
いつもは綿密にプラン立てしてから出掛けるのですが、今回は観光案内所頼みの突発旅行でしたので、他にも漏れがありそうです…。
でもまあこれで、武田・上杉・北条の主要史跡はそこそこ廻れたかな。
しばらくは時間が無くて遠くに行けそうにないので、今後も関東圏の史跡巡りがメインになることでしょう。次は埼玉か栃木あたりを目指すー。