み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

『天使の日曜日』 プレイ終了

天使の日曜日

天使の日曜日
[ http://www.minori.ph/lineup/ef/tenshi/ ]

手頃なボリュームでさっくり読めましたので、以下感想。

◆アフターストーリー

――心の距離は、もう1センチもないくらい近づいてるけどね

みやこ・景・千尋・ミズキのアフターは、同じ一日をそれぞれの視点で描いたストーリー。
日本に帰ってきていて、めでたく全員顔合わせ~。
うん、みんな仲良しで脳内平和ボケできました。安心した!
みやこ編は、みやこトラップにはめられて、蓮治がエビフライにされたのはフイタ。あと、ラストのみやこのアップ絵が可愛すぎて転げた。景編は景ちゃんのデレが毎度の事ながら秀逸だった。しかし、校舎裏では何が…!?千尋編はブラック千尋様降臨に戦慄。あの子どうしちゃったの…(わなわな)

――あなたと一緒に戦うと決めたから。その過去と現実を認めて、愛そうと思います

久瀬ミズキ編(←本命)は、少しシリアスで優子の墓の前でバイオリンを演奏する久瀬や、優子に助けてもらったのは自分だと初めて自ら告白するミズキとか、優子にありがとうありがとうな感じで思わず涙出ましたよええ…。
そして、最後の「だって、私があなたの未来だもの」には突っ伏した。ちくしょう上手すぎる。
ツインテールミズキで犯罪くささ5割増しだったり、色々おいしかったので、久瀬ミズキ補給したくなったらリピートしようと思います(笑)

引続きアナザーシナリオが始まりますが(シナリオは1本道です)、アナザーはミズキが不思議な魔女っこさんと出会って、魔法でかけられた夢の中でお話が進んでいきます(壮大な割愛説明)

◆雨宮優子アナザー

――優しい誰かに守られてるような……そんな気がしたんです

優子が死ななかったらのお話。
efの根底をひっくり返すifシナリオなので、複雑な気持ちでプレイしましたが、当たり前の幸せを噛みしめている火村のモノローグに、心の中で大雨が降った。
色々叫びたくても声が出ない状態なので、いい夢見させてくれて有難うとだけ言っとく。

◆広野 凪アナザー

――これまでずっと、夕だけを見てきたんだ。なにも見なくたって、描ける

火村が凪とくっついたらのお話。
凪のことは本編でちょっとモヤモヤしてたので、アナザーで読めてすっきりした。2人きりの部活っていいよねー。
しかし、それ以上に、雨宮兄妹が 愉 快 す ぎ る 衝 撃… !!
なんだあの、平和すぎる人たち。完全に妹の尻に敷かれるワカメ兄さん(笑)
本編との落差に面食らいまくりでした。
優子が、「ついでに兄さんも大好きです」なんて言う日が来ると思わなかった…。
あと基本、火村・久瀬・凪トリオは毎日がギャグなので、ふつうに面白いストーリーでした。

◆羽山水姫アナザー

羽山水姫が死ななかったらのお話。
あんまり期待してなかったんですが(失礼)、水姫が予想以上に可愛くてですね!!
大穴のよくできたアマガミちゃんでしたね。森谷実園ボイスはヨイデスネー!!
蓮治と水姫は添い寝してるだけでニヨニヨできる二人でした。かわいいやつらめー。

ラストは、夢から醒めたミズキに火村が「天使の羽」を渡して、またねで終わり。

終わった後、新作PVが流れたんだけど、これ歌ってるのELISA先生?動画シャフトっぽい…。
などなど、いつものminoriらしさがなくて、煩悶だけが残った…。
あと、強制的に流されたから、頭切り替え出来なくてんん??となった。チト、蛇足で残念。

私的にぶっちゃけ、特典BDだけでも元は取れると思ってたんですが、FDの方も予想以上にしっかりした作りで楽しめました。FDってどうも使い回しが多かったりする傾向が高いけど、これはほとんど新規だしさらに演出方法もパワーアップしてた!ef好きにはたまらん!
久しぶりに浸れて大満足でした~。