4/13 埼玉県川越旅行記(2)
川越城本丸御殿
室町時代、この辺りの武蔵国は扇谷上杉氏 vs 古河公方で争っていた地なので、上杉氏側が拠点とするため、太田道真・道灌父子に命じて1457年に築城されたのがはじまりです。
川越城は以前は城の敷地だった部分が学校(ウォーターボーイズで有名な川越高校もあります)や博物館になってしまっているので、あまり城郭っぽさはないのですが、本丸御殿が残っているのはここと高知城だけだそうなので、その点ではとても貴重ですね。
家老詰所
品川台場の図面を見ながら江戸警護について話し合っているようです。
川越藩も台場担当していたのかーと勉強になりました。
大広間。絵は舩津蘭山によるもの。
三芳野神社
元は川越城の城域内にあった神社です。
童謡「とおりゃんせ」発祥の地といわれているそうで、わらべ唄発祥の所という碑があります。ただ発祥についてちょっと調べてみたけど、諸説あってどれが決め手になったのかよく分かりませんでした(^^;)
川越城七不思議という碑もありました。
川越城は別名初雁城、霧隠城ともいうのですが、初かりの杉(毎年必ず雁が来る杉)ときりふきの井戸(城の一大事に井戸から霧が発生する)はその縁になったお話です。
川越市立博物館
入館料200円ですが、じっくり見たら1時間以上滞在できます。
職員の方から江戸時代の川越の町並みについての解説までしてもらえました。
太田道灌のビデオが充実していて、江戸城作ったくらいの知識しかなかったのですが分かりやすくてだいぶ人柄など詳しくなれました。
道灌まんじゅう
博物館の近くにあります。美味しそうなお菓子がたくさん♪
入口のうさぎさんがかわいいw
道灌もちもち焼きを食べました~。どら焼きのような見た目でしたが、餡がしっとりしていて食べやすかったです。
東明寺
境内に川越夜戦の碑があります。川越夜戦は1546年に後北条軍がこの辺りで上杉軍に奇襲を仕掛けて大勝した戦いのことで、日本三大奇襲(毛利元就の厳島合戦、織田信長の桶狭間の戦い)の一つです。
戦国無双でも北条氏康の話で出てきますね(´∀`)
川越市役所(太田道灌像)
市役所の前に太田道灌像があります。なんか工事中で近付けず、透明な壁の向こうから写真だけ撮りました…(笑)通行人の人にちょっと変な目で見られた(;´∀`)
蔵造りの町並み、時の鐘
町並みは普通に車道が通っているので、ちょっと騒々しい感じがしますね。
あとお店がどこも18時くらいには閉まってしまい買い物ができませんでした(涙)
時の鐘
1日4回(午前6時、正午、午後3時、午後6時)鳴ります。ちょうど夕方だったので待機して18時の鐘を聴きました。鐘は人力ではなく全自動で鳴るようにできていました。風情に欠ける…(笑)
開運亭
太麺焼きそば御膳と薩摩芋グラタンを食べました。焼きそばも美味しいけど、一緒に付いていたけんちん汁が体に沁みる美味さだった!
しかし、飲食店もすぐ閉まってしまうので川越観光の際はご注意をー。