み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

古河渚 クリア

CLANNAD ~クラナド~ 通常版CLANNAD ~クラナド~
http://key.visualarts.gr.jp/product/clannad/ ]

ひとまずメインヒロインから攻略開始ー。
クラナドは男キャラのインパクトも強くて好感触だ★(特にお笑い担当として)

――わたしは…体は弱いですが…くじけないように、 強い子になろうと生きてきたんですから…

体が弱く、病気の為一年ダブりで朋也と同学年に。
一応年上ですが、その言動はどう見ても年下にしか見えない。
内気で泣き虫で、おまけに運動音痴。
でも一度決めたことへの信念は強く、律儀で一途で頑固者。
個人的には触覚が気になって仕方ありませんでした、ええ。
学校への坂を上ることすら躊躇っていた渚も、朋也と出会い、夢だった演劇部を設立し、一人で舞台に立つまでになった。

――今日も、わたし、朋也くんの彼女です

朋也と渚は、「ああもうこの子たちはっ!!」と顔面を覆いたくなるくらいピュアでした。
性格は決して同じとは言えないけれど、互いに根本が似たもの同士、支え合い支えられながらともに成長し、 いつの間にか一緒にいるのが当たり前になっていた。
付き合うまでの過程は単純かつ自然なものでした。
どちらもお互いを心の拠り所にしているから、朋也を見つけて手を振ったり笑いかけてくれる姿を見ると、 こっちまでほっとしてあったかい気持ちになります。

しかし、渚ルートがもし渚だけで終わっていたら、私は途中で別キャラ攻略に道を逸れていたかもしれません(話が結構ベタなのでね…)。 しかし、家族話に突入してからは、物凄く古河家が居心地良くて、「朋也、はやく渚んとこ遊びにいけー」とばかり思ってました。
初めて渚の家に行ったとき、突如色男が出てきたときの衝撃を忘れない…(ソッコー心奪われた)。秋生さん、いまのところ最愛キャラです。
顔はイイのに、三枚目で面白すぎだよあのオッサン。何度ずっこけで肩の力が抜けたことか。
都合が悪くなると、とりあえず「好きだぁぁー!!」でごまかすあたりが私も好きだ!!
クラナドはエロゲではないが、この人が言い放つ台詞のせいでだいぶ際どくなっている気がする(笑)
早苗さんの新作パンは、秋子さん(@kanon)のジャムを彷彿とさせる…。
親世代の馴れ初め話も是非見たいです…。ところで貴方たち歳幾つですか??(笑)

――子の夢が親の夢なんだよっ!だから、叶えろ、渚っ!

泣きはしなかったけど、一番涙腺が緩んだのはやはり秋生父のこの台詞。
やるときゃやるぜこのオッサンは!!家族馬鹿とでも呼ぶべき愛の深さよ。
一見平穏に見える古河家。しかし、渚に知らされていない過去があった。
それを舞台の直前に知ってしまった渚は、完全にそのことで頭がいっぱいになり、 もともとの優しすぎる性格が仇となってステージで泣き出してしまうのですが、父の一言は強かった!!

――幸せになれ、渚。誰よりもな

親が子を想い、子が親を想う。
こんな環境なら、渚が家族大好きにならないはずがない。

エンディングが物凄くあっさりでしかもハッピーエンドとは呼べないものだったので、ちょっとやる順番間違えたか?とも思ったのですが、 どうやらAFTER STORYというものがあるらしいですね。幻想世界のことや二人のこれからなど、様々な疑問は尽きないのですが、 全部そこで解決されることを祈ります。
EDは何だかもう一度リセットされたみたいになってしまいましたが、最後に泣かない渚がそこにはいたわけですから、 朋也に出会った一年の重みは、やはり渚を大きく変えた計り知れないものだったのでしょう。「がんばれるなら、がんばるべきです」 という渚の言葉は、私も忘れないようにしたい。頑張れる環境と機会があるのは、それはとても幸せなこと。