み づ な き そ ら

その時々のハマリものなどを徒然と

10/28 世田谷松陰神社 幕末維新祭り

秋晴れで暑いくらいの陽気の中、幕末維新祭り見物に出掛けてきました。
都内にありながら、気分は日帰り萩旅行さながらの昂揚っぷり。
絶対門下生たちも神社の屋根の上とかで眺めてたと思うんだよね~。

松陰神社
 

松陰先生は安政6年10月27日、 安政の大獄連座し江戸伝馬町の獄中にて30歳の若さで刑死されました。その4年後の文久3年、松陰先生の門下生であった高杉晋作伊藤博文、等によってこの世田谷若林の地に改葬されました。 神社所在地一帯は江戸時代から長州毛利藩藩主毛利大膳大夫の別邸のあったところで大夫山と呼ばれていたそうです。
(解説より引用)

祭神も「吉田寅次郎藤原矩方命」で、まさに松陰先生神!!なスポットです。

  
石灯籠
松陰先生の墓所へいく途中には、伊藤博文山縣有朋井上馨… と維新を成し遂げた門下生をはじめとする華族の面々によって奉納された石灯籠がずらり。

吉田松陰の墓
日当たりがよく、何となく温かみを感じる静かなお墓です。
あまり外からも見えないし、今度誰も居ない時に語りに来ようかしら(笑)

松下村塾
萩にある松下村塾の模造建築。早く本物も見てみたい!!

吉田松陰
片手に本をもって正座。素朴で小柄な松陰先生です。

↓以下、お祭りの様子。

■桐蔭太鼓

秋の澄み切った青空に、若くて力強い太鼓の音が響きます。
太鼓の音はダイレクトに臓に響くよね。無意識に鼓動が高まる!!
いっちょ戦ってやるか!!って気になりますよ。

■志士+奇兵隊パレード
 
(左)めちゃくちゃ爽やかでいい人そうな松陰先生。惚れました。
(右)高杉晋作久坂玄瑞桂小五郎。ごめん桂さん切れちゃった;;
みんな格好良すぎてにやにやが止まりませんうひょひょひょ(←気持ち悪い)。

あと、写真撮りそびれたが、リョマさんと中岡(…だよな?)もいました。

ちなみにこんな方々もゲスト出演。
 
まあ江戸だし(笑)

奇兵隊パフォーマンス
始まる前に、係のおっちゃんが「ちょっとここで、奇兵隊新撰組が戦いますからどいてください~」 ととても緊張感のない会場整備をしていた(笑)

「趣味で奇兵隊とかやってます!」な愛好家の皆様による、ゲーベル銃の撃ち方講座。
そして、即席チャンバラ劇。殺陣はやはり難しそうです。
左之助っぽい人がなかなか素敵でした。

先程の奇兵隊おじちゃんたちが、パーンと銃を発砲すると、
 
新撰組愛好家はヤラれるっと。
短かったけど、けっこー面白かったです(←笑える意味で)。

■野外劇 『「幕末太陽奇譚」~英国公使館焼き討ち』
 
昼夕二回とも見ました。昼の回は途中から見たけど、一瞬でどの役者さんが誰の役なのか分かるくらいなかなか忠実なキャスティングでした。 30分という短い時間のお話でしたが、ちゃんと劇団製作ですので、よくまとまっていたと思います。
でもやっぱ高杉・久坂の双璧は死んじまうので、切なくなりましたわい。

國學院大學雅楽サークルによる演奏

すげー、めっちゃお金持ちサークルじゃないですか??
衣装から、道具までみんな本格的でしたよ。
うちの大学にもこんなサークルがあったらよかったのになあ。

■おみやげ
 
・のぼーんとした松陰先生の顔に一目惚れして、買ってしまったわらび餅。
・萩焼の小皿と椿の箸置き。桜色が目に優しくてすき。
・松陰先生直筆文字「勝守」。

あと、おみくじを引いたら、

と、何とも幕末くさい結果が出ました。
ありがとう松陰先生。貴方の愛弟子、晋作春風さんをお手本に生きますとも!!
動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。

■東急世田谷線
 
初めてお世話になりました。色がカラフルでかわいーの。
江ノ電みたいに住宅の間をゆっくり走るので、とても和みました。

いーやー、久々に魂が高ぶった一日でした。

今週は幕末ウィークということで、明日の「歴史が動いた」は奇兵隊特集ですよ。
刮目して見るっ!!