読感「生まれる森・四日間の奇蹟」
【生まれる森/ 島本 理生 】
雪生さんに対して、勝手に素敵眼鏡キャラ像を創り上げて読みました(笑)キクちゃん一家良いな~。
辛い時があったときにこんな風に家族ぐるみで遊びに連れてってくれるような環境があれば、とっても幸せですね。羨ましいです。
私はあまり若い作家の小説を読まないのですが、島本さんのものは読んでいて疲れることも無いし、読後感もすっきりしたものが多いので好きです。
素朴でありながら、時折キラッとみせる鋭い感性がありますね。新刊、早く返却されないかなあ。
【四日間の奇蹟/ 浅倉 卓弥】
「このミステリーがすごい!」大賞作だそうですが、はっきり言ってみsテリーではないです。非日常的なテーマではありますが。
確かに評判になっているだけあって良い話しでした…が、真理子の設定が都合よく出来すぎていていまいち入り込めませんでした。
感情移入できる人は泣けると思うのですが、私はちょっとあざといな~と思ってしまいました。
それより私は千織をもっと中心に捉えて書いて欲しかったな~。千織の純粋さには胸が熱くなったりもしたので。
私もピアノを習っていたので、これを読んでいたら久しぶりにちょっと弾いてみたくなりました。全然練習のしない子だったけど、
別れの曲くらいなら弾けるかな…。